Wonderful Goth Running

現在の目標は「UTMF2020完走!」なブログです

FT50 2018 → 参戦記&完走記:脚の攣りとの闘い

FunTrails50K Two lakes&Green line(FT50)に参加してきました!

昨年、30km過ぎの高山不動エイドまで6時間30分ほどかかっていたので、ゴールタイムはとしては11時間~12時間を予定していましたが、9時間46分でFINISHできました。こちらの結果については、とてもうれしく、自分なりの達成感・満足感を得ることができました!ただ、メインの目標を別に設定してまして・・・。

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その目標とは、埼玉県飯能市出身の私にとって、スタート地点の飯能中央公園た天覧山多峯主山をはじめ、顔振峠羊山公園など、小学生・中学生の遊び場、遠足の思い出が溢れるエリア。30年前のことを思い返しながら、楽しめたらいいな・・・笑顔でゴールという目標を設定しましたが、とんでもない…道中は、脚の攣りとの戦いがとても辛く・厳しい展開となってしまいました。レース後24時間経過した今も、ダメージが結構残ってます😢。


FT50 2018

レース&コースの概要

FT50は、「52km/2468mD+」とのことです。ハセツネは70km強で約4500mD+。よって、走れるコース(走れてしまうコース/走らないといけないコース)ということがわかるのですが、この認識を持つことができていませんでした。※ちなみに優勝した選手のフィニッシュタイムは、5時間15分ですので、平均ペースキロ6分なります。

fun-trails.com

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私の計画と状況

最近のお気に入り「後半勝負」を心掛け、A7鎌北湖まではアイドリング、A8高山不動までは八徳からの急登が終わっても、まだ脚が残っているようなペースで進み、A9県民の森までの区間を一番頑張る区間としようというものでしたが、実際は、A8到着時で登りの脚はほぼ売り切れ。刈場坂峠過ぎに軽く右足を捻って着地に気を使わないといけない感じになり、A9に到着するころには、いつもは平気な膝に違和感が出てきました。こんな状態ですので、県民の森からゴールまでの本当は楽しく下れるエリアなのに思うように進めない悔しさでいっぱいのレース展開でした。

レースレポート

スタート~A7鎌北湖まで(17km)

会場には6時過ぎに到着。昨年よりも気温は高い感じで、受付&装備チェック後にめざ静で習った基本動作、動的ストレッチで直ぐに体が温まりました。

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その後、予定通り7:30にスタート。まず目指すは、17km地点のA7鎌北湖エイドですが、多峯主山と日和田山&物見山の3か所登りがあるくらいで、全体としてはフラットの部類。よって飛ばしすぎ&脚の使い過ぎに注意しないとなりませんでしたが、A7到着は9:50過ぎ(2時間23分=キロ8分半くらい?)でした。この時はとても調子がよく進めていたので、いい感じで温存できていると思っていました。エイドでは水の補充と、コーラ・チップスター・味噌汁を補給し、3分ほどの滞在だったと思います。
f:id:tptsuyo:20181118150437j:image巾着田から進む方向の日和田山。ものすごくいい天気で走っていてとても気持ちが良い1日でした。

A7鎌北湖~A8高山不動まで(15km/累積32km)

まずは鎌北湖を1周。昨年はすでにココで走ることが厳しくなっていたところですが、今年は走れており、ちょっと嬉しい気持ちになりました。f:id:tptsuyo:20181118150337j:image
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f:id:tptsuyo:20181118150341j:image基本的には登り基調ですが、このような気持ちいい道が続きます。相変わらずとてもいい天気です。いい天気過ぎて暑いくらいです。

が、そんな気持ちでいれたのもつかの間、ユガテを過ぎて顔振峠への登りが開始になると、右足脛にに違和感がではじめ、次第に、両足ハムストリングスに強烈な張りを感じるようになりました。高山不動までは温存の計画だったので、ペースを落として、脚の攣りが本格的になる前に”コムレケア”を投入するも、時すでに遅し。両脚の脛は、攣る寸前の状態で、出力を上げられない状態となり、八徳から高山不動までの急登をゆっくりと進み、A8高山不動に到着しました。※到着は13:00くらいでした。
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A8高山不動~A9県民の森まで(9km/累積41km)

A8エイドでは、けんちん汁を1杯いただき、コーラ&チップスターの私的鉄板メニューで補給。八徳からの登りと高山不動の階段で折れかけていたメンタルはかなり回復しました。

刈場坂峠までの区間は、初めてのエリアとなりますので、慎重に進み出します。まず関八州見晴台を目指しますが、結構な登りからのリスタートでした。
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f:id:tptsuyo:20181118150400j:image見晴台にて1枚。※脚は今にも攣りそうでした😢。
f:id:tptsuyo:20181118150448j:image奥武蔵グリーンラインでは、トレイルとロードを縫うように進んでいく感じのルートでした。ここではウルトラマラソンやスポーツエイド主催のトレランレースが多く行われていると聞きました。
f:id:tptsuyo:20181118150327j:image刈場坂峠過ぎのパラグライダー発車場所。このあたりからは、走ったことがある区間となるので、ルートが記憶にあります。進むスピードも自然と上がりますが、ちょっとでも出力を上げると脚が攣る感じなので、思うように進めません。おまけにこの区間で軽く足を捻ってしまい、酷い痛みはないものの、着地には気を使わないとならない…そんな状況にもなってしましました。
f:id:tptsuyo:20181118150308j:image丸山への登りも”ベスパ”のおかげか、脚の攣りとの闘いがありつつも、比較的スムーズに進むことができており、”完走”が見えてきましたが、最後まで気を抜かずに引き締めるため、目標タイムを今一度検討することに。

時刻は、丸山頂上で15:20。残り12km位、ほぼ下り。ということは・・・10時間が切れそう?52kmで10時間を切るということは、キロ12分以下となるので、自分としては合格点となります。

A9県民の森~GOAL羊山公園まで(11km/累積52km)

県民の森エイドでは、おかゆ+味噌汁の補給が最高にハマり、2杯ほどいただきました。15:30を過ぎると気温もそこそこ下がりますので、体を温めるために走りますが、登りは、脚の攣りが気になり出力を上げることができません。県民の森から金昌寺までの下りは紅葉・落葉がとてもきれいでしたが、先程捻った右足首の痛みが気になり攻めきれず、写真を撮る余裕もなく、目標の10時間切りまで、ゆっくりでも走り続けることで精一杯でしたが、45km地点看板を過ぎたら、間もなくロードにでました。このトレイルの下りは、以前来た時は石が多くて走りづらいなと感じたのですが、今回はそんなことなく、脚がまともだったらとても走りやすいナイスなトレイルで、たぶんMAX楽しいと思います。
f:id:tptsuyo:20181118150349j:imageロードに出てからは、正面に武甲山を望みながら進む道で、武甲山が見えなくなると同時に、残り3kmほどとなり、日も落ちた。程なく横瀬駅前を通過し、残り2km。羊山公園内、最後の登りへ…。この間、最後のトレイルの下りで入れた”ベスパとコムレケア”が効いてきたのか?相変わらず、脚の攣りは気になるものの、キロ7分~8分ほどで走り続けることができていたが、羊山公園に入ってからゴールがなかなか表れない、長い登り坂😢。

そして、ついに、
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A7鎌北湖以降、脚の攣りとの闘いに終始した”FT50(2018)”でしたが、終わってみれば、達成感や充実感を得ることができて、とても満足しています。

しかし、こんなつらいレースとなってしまった理由は…?来年に向けて、しっかりと振りかえりをしておかなければなりませんので、次回は”FT50の反省編”をまとめようと思います。

また、2018年秋季、9月は須坂米子大瀑布、10月ハセツネCUP、11月FT50と、怪我やDNFなく、完走することができ、とても楽しいトレイルランニングライフを送ることができております。大会主催者・ボランティアの方などのおかげかと思います。よって、12月には初めてのトレランレースのボランティアにチャレンジしてみることにしました!こちらも今から楽しみです。

※MEMO

1日経過後、左足脹脛とハムストリングスに筋肉系のダメージあり。両太ももは昨日なかった筋肉痛を感じる。その他のダメージは軽微。