Wonderful Goth Running

現在の目標は「UTMF2020完走!」なブログです

ONTAKE100 2019参戦記 ※100km

春から富士五湖71km、美ヶ原80kと連敗中でしたので、完走できたことが自分でもびっくり。ダメ元といったらそうなんですが、気楽に参加したのがプラスに出たかも…。とても楽しかった!自分にはハマりました。なので、来年に向けての備忘録を残こしておくことにします。

■大会概要

www.powersports.co.jp

■コース

今年から逆回りになったそうですが、今年が初めての私には関係ありませんでした。というより、距離と標高の比率がおかしい?”デフォルメされた高低図のほうが気になりました…💦。とにかく林道ばかりですので、上位の人はずっと走っている感じじゃないでしょうか?大きな登りは、最初から10kmまでと20km以降、75km地点と3回程あります。終盤ということもあり75km以降の登りが、心身にかなり効きました。90km弱まで約15km...ずっと登らされます。しかも、今までの坂と比較してちょっとだけ急なヤツを…。

制限時間は20時間なので、キロ12で進めばいいのですが、関門の関係で前半はキロ12だとアウトになりますのでそこだけは注意して進みました。

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http://www.powersports.co.jp/osjtrail/19_ultraontake/course.htm

■前日受付

自宅近くで朝食兼昼食で済まし、11:30に出発し15:20くらいに到着。道中のコンビニにて補給食やレース前の晩飯、買おうと計画していましたが、この時間帯だからか?とても品薄状態でした。ですので、事前に…計画的に準備されたほうがよいと思います。

f:id:tptsuyo:20190715063649j:image会場入りしてからは、スタートの0:00まで休養を…。でも…明るくて寝られない。正味2時間寝れたかどうか?若干不安残しのままスタートを迎えましたが、レース中も眠気は皆無でした。

■スタートから第1AS地点19km (2:55)

f:id:tptsuyo:20190715063725j:image天気は雨☔。しかも結構しっかり目に降っている。上着だけレインを着て出発。スタート前に、第2CPで受け取るデポバックの預けの列に並んでいる際「第1CP約34kmには5時間ほど、遅くとも5時間30分以内に到着しないと、第2CP約67km通過が厳しくなります…!」とのことでしたので、それを胸に刻み、雨の中をスタート!

4km地点からは砂利道に…。6km地点と思われる最終ASまでは登りと下りがミックス。以降、砂利道をJOGペースか早歩きで登っていきます。路面はウェットだが、滑らない。水たまりにも何度も突っ込んで、足先は常にウェットそんな状態で前に進む。心配していた夜間走行ですが、集団の中でしたので、とても明るかったです。登り切ったと思われるところから第1ASまでは下り基調。飛ばしすぎに気を付けながら慎重に進みAS着は2:50ほどでした。

ここで問題が…。ASにあった”おにぎり”が喉を通らず、戻してしまうというアクシデント。喉を通らないというか、受け付けない感じ。この瞬間はとても不安な気持ちになったけど、時間はまだあるので、進みながら回復を待つことに…。

■第1CP地点34km (5:25)

4:00を過ぎると次第に明るくなってきて、どんなところを走っているのか?が認知できるようになってきた。

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天候は相変わらずの雨なものの、小降りや霧雨になってきたので幾分まし。ASを出てから登りだったが、トラブル後のこの登りは”気持ち的に”つらかった。進むペースも遅く、第1CPまでの目標”5時間30分”ギリギリになってくる。何度か心が折れそうになったが、ジェル補給したりしていたら回復。平地と下りでは走れるようになってきて、第1CPにはほぼ計画通りの5:25に到着。エイドには「水」のみだったので、手持ちの装備からフィナンシェを食べた。

■第2CP地点67km (11:40)

f:id:tptsuyo:20190715063702j:imagef:id:tptsuyo:20190715063706j:plainエイドを出てから大きな登りが待っているので、早々にベスパを投入。途中コース変更となった相互通行の箇所とかで若干心が折れそうになりつつ、第2CP(67km)の関門時刻12:00以内を目指して進む。が、ほとんど記憶がない。いや、記憶となる出来事がないといったほうが良いか?同じような景色、同じような人と前後して、淡々と進むのみ。

54km地点のエイドには「水」のみ。想定内なので心の動揺はなかったが、ほかの人から聞こえてくる声はそうでなかったかも。60kmを過ぎて腰のハリがしんどくなってきたので禁断の「ロキソニン」を投入したこと。この2点を覚えている…。あとは、第2CPにはデポバックがあるので、ずぶ濡れになって不快だった「Tシャツ」「ソックス」を変えることが小さな楽しみだった。そんなこんなで、11:30過ぎに第2CPに到着。

■第3CP地点79km (時刻を覚えていない)

ここから第3CP(79km)までは下り基調で15km→15:00関門。このCPを抜ければ残り21kmを5時間でOKとなり完走が見える。このCPでシャツと靴下も変えて、先が見えてきたので、とてもフレッシュな気分になった。なので、次のAS(74km地点)までの下りは、かなり走れた。ロキソニン効果かもだけど…。残念だったのが74km地点のASでそうめんが食べられなかったこと。ちょうど品切れ時で食べられるまで10分かかる…とのことだったので、先に進みました。ちなみにエイドでの食べ物は19km地点からココ74km地点まで約55kmほど全く出ていないことになります💦ので、ご注意を!

その後第3CPまでは5kmなんですが、この5kmが曲者だった。ずっとロード(アスファルト)の登りで、一部勾配も急なところが…。ここで本日2回目のベスパとロキソニンを投入し、ラスト20kmに備えました。

■ゴールまで ※17:48にゴールしました

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79km地点のエイドを過ぎてもずっと登り。おそらく88km前後まで。この約15km弱の登り区間、本当にきつかったな。このままダラダラ&gdgdになるのはまずい!と思って、明るいうちにゴールしよう!を目標に16時間台を第1目標に進みました。

が、本当に長いんですよ…この登り。終わったかな?と思ってもまだ続く。天然エイド(湧き水?)で気分転換もしながら…。んで、よくわからないうちに最後の下りに突入。まだ10kmほどあるし、捻挫でDNFなんてこともあるから慎重に進むも、走れる!90km過ぎても走れる!そんな自分を自画自賛しながら、テンション高めで最後の下りを進みます。

が、この下りもめちゃくちゃ長いんですよ…。最後のロードまだかな?って。100回は時計の距離表示を確認しましたが、時計は97km地点で電池切れ…さらに、気分的に長い下りとなりました。f:id:tptsuyo:20190715063720j:image

最後のロードも4kmほどあって、しかも登りのほうが多かった。マジかーーー!って思いながらも、登りの脚は別だったようで、微妙なスピードだけどコツコツとJOGってス進み、程なくGOALへ。

■GOAL

いろんな意味でテンパっていたかも。うれしい気持ちMAXなものの疲労もMAX。映像は奥さん撮影のゴールシーンのみ。でも、これを見ると最後頑張れている自分がいて、何回も見直しちゃう…。自分にとっては宝物の映像です!

ONTAKE100kmのゴール。#奥さん撮影うれしくて昨晩からもう30回は見ている。#充実感と体の痛みが半端ない

■最後に

ケガ気味で走行距離も稼げていない中、 完走できた要因として、いくつかのポイントがあります。それはまた次回のブログにてまとめようかと。。。

・補給食&サプリメント (OSJ対策)

・クリフトン4 (ガレ場対策)

ロキソニン (最後の手段)

久しぶりの長文でしたが、最後まで見てくれたかた、

ありがとうございます!